秋田県大曲の新作花火コレクションに行ってきました。全国から選抜された若手花火師を招いての競技大会。

毎年楽しみにしている外せない花火大会なのですが、今年は、とんでもない悪条件での撮影を経験する事になりました。雨の影響による、まさかの濃霧!

主催:NPO法人 大曲花火倶楽部
場所:大曲ファミリースキー場
競技内容:4号玉10発、5号玉5発
出場煙火店:21業者
大会最大号数:7号玉

この濃霧により到着は打ち上げ開始ギリギリになってしまいました。まともにロケハンする時間もなく、定番の位置に慌てて三脚を設置する。何とかギリギリ間に合い、18:30より打ち上げ開始。 

オープニングスターマイン、標準審査玉と花火の打ち上げが始まる。あれだけの悪天候の中でも予想以上に見え、一安心したのも束の間で7号玉を使う大玉割物花火競演プライベート花火ではこんな感じに…。

 

ここまで見えないと諦めもつき、競技大会だけでも撮影しようと、低空で打ち上げる4号玉、5号玉のみにターゲットを絞る。頑張っても撮れないものは撮れません。

何とか撮影した写真を交えて大会結果の紹介。受賞された皆様おめでとうございます!

金賞:長野県 伊那火工堀内煙火店 氣賀澤文平「陽炎の花 ~ゆらめきときらめきと~」

銀賞:福島県 菅野煙火店 酒井崇嗣「曼荼羅 ~光がおりなす世界~」

銅賞
山梨県 齊木煙火本店    飯田茂雄 「レインボール」
群馬県 菊屋小幡花火店 小幡知明 「floral」
新潟県 小千谷煙火興業 瀬沼輝明 「一虚一実 『菊型に差し色』」

審査員特別賞
神奈川県 ファイアート神奈川 和田順 「ちいさなかわいいお花たち」

花火鑑賞士特別賞
秋田県 北日本花火興業 今野貴文 「栄光の勲章」

個人的に一番良かった花火は、株式会社響屋の競技玉。選外ではあったものの凄い衝撃を受けました。

競技大会では、たった1発の花火で来て良かったと満足してしまう事があります。この新作花火コレクションでは、何故か毎年それを味わえています。

秋田県 響屋 齋藤健太郎 「COLLAR CHART =こだわりの配列=」

ラストは25周年記念プログラムとして、和火進化論。大曲花火協同組合と秋田県立大学 産学共同研究事業が黒色火薬の原料である木炭を研究していた様だ。

和火を使ってのミュージックスターマイン。大曲では花火産業構想が色々と動き始めている様です。

FINAL HANABI 和火進化論

後半になると視界も段々と良くなり見えてくる花火も増え、開始時間があと1時間遅かったらと思えてなりませんでした。とある花火仲間の為に、壮大なプライベート花火も計画していたのに…。

それにしても、仕事とは言え、一生懸命作った作品をあの濃霧の中に打ち込まなくてはいけない花火師さんの気持ちは一体、どんな感じなのだろうか…。

大曲花火倶楽部、副会長の小西さん曰く、花火大会は自然を相手に開催するものなので、「見えないのも花火」らしいです。

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