今回、大曲へ行く目的の一つでもあった国際花火シンポジウムプレ大会 記念フォーラムに参加してきました。

国際花火シンポジウムとは一年に一回、世界の花火関係者が集まり、花火に関する研究成果の発表や商談などが行われる国際イベントであり、会期中には世界各国の花火も打ち上がるらしい。

日本では、2005年に滋賀県で開催した事があり、来年は、花火の街である秋田県の大曲へ招致する事が決まったので、プレ大会として、記念フォーラムも開催された。

14:00から開始。場所は大曲市民会館 大ホール。

大曲市民会館

到着すると予想以上に結構な人が集まっており、スーツを着ている人も多く、やはりお堅い内容の様だ。流石、大曲。緞帳(どんちょう)まで花火柄とは…。

開会前

まずは、来賓のご挨拶。秋田県知事や市長、議員は勿論の事、衆議院議員、観光庁の方まで集まっており、何だか場違いの所に来てしまった感じがした(笑)

来賓あいさつ

その後は、観光庁の加藤庸之氏による基調講演。「インバウンド観光が地方に与える役割」

インバウンド(Inbound)とは、外国人が訪れる事です。ここ数年は特に中国からの観光客が多いので、それを地方活性化に、どう生かしていくかのお話だった。

現在、日本が先進国の中で外国人旅行者の受け入が遅れている事、昨年より約1.5倍も訪日外国人が増加した事、 どうやって促進していくか、またそれに付随する問題などをスライドショーを使って分かりやすく説明してくれた。

基調講演

僕は花火観覧で全国各地を巡る訳だが、本当に地方の過疎化は酷い。都心に住んでいる自分が言うのもどうかと思うのだが、有名な観光地でさえ、少し駅から離れるとシャッター通りが多かったりする。

いくら国が地方活性化の名目で税金を投入しても結局、人が集まらないので経済が循環せず、無駄にお金が消費されてしまっている気がするのです。

そうそう簡単にはできないのだろうが、やはり雇用を促し、税金を安くして、地方に住むメリットを与え、生活できる環境を用意するべきなのだろうと思う。

諸問題の一例

休憩を挟み、続いてパネルディスカッション。コーディネーターに東京大学環境安全研究センターの新井充氏、夏の全国花火競技大会で審査員もやっている方です。

実は朝方、大曲駅前のPLUS CAFEに寄った時に隣にいらっしゃったのですが、本人か自信がなくて声を掛けられませんでした。1月の花火関係のイベントでもお見掛けしたのに勿体ない事をしてしまった。

パネリストには、海外から見た日本と言う事で国際教養大学の葉聰明氏、日本煙火協会の河野晴幸氏、大曲商工会議所の佐々木繁治氏、東北地域環境研究室の志賀秀一氏、黒湯温泉の池田佳子氏と関係者が集まった。

パネルディスカッション

今まで開催されてきた国際シンポジウムの説明などがあった後、日本の観光資源にどんなものがあるのかなどディスカッションが行われた。

と、残念ながら花火撮影の準備が必要なので途中退室する事に…。色々と貴重なお話を聞く機会が得られて良かったです。

勿論、これからはインバウンドも大切なのですが、その為にも、大曲の花火 全国花火競技大会では様々な問題を解決していく必要があると思っています。

現状、宿泊施設も全然足りてないし、交通機関は大混乱。そして、おまけである筈の大会提供プログラムを見たら多くの人が帰ってしまったりと残念な部分もあったりします。

僕個人としては、玄人向けの競技大会よりも日本の花火を知って貰う為には2014年の国民文化祭で行われた様なプログラムを各地で行い、日本国民が花火の知識を高めるのが先なのではと思っているのです。

国民文化祭・あきた2014「伝統×挑戦」大曲の花火