花火の心得

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静岡県

第77回 下田黒船祭

投稿日:2016年5月20日

2年振りに下田黒船祭に行ってきました。黒船祭とは、横浜開港祭と同じく、鎖国時代の日本からの脱却を祝うお祭り。ここ下田も1854年に日米和親条約で開港された場所です。

担当煙火店は東京都のホソヤエンタープライズ、静岡県のイケブンです。前回行った時の2尺玉の打ち上げは特別だった様で、最大号数は1.5尺玉と通常通りの開催になります。

それでも、7号以上の大玉を相当数打ち上げたり、日本煙火芸術協会による特別出品5号玉、そして下田名物ドラム缶花火と見所いっぱいです。

下田港

20:15から25分間の打ち上げ。今回の狙いは、前回遠くからしか見れなかったドラム缶花火。なるべく正面から見れる様な場所に移動してみた。

開始からしばらくして、特別出品5号玉の打ち上げ。今回は日本煙火芸術協会5名による芸術玉で各5発ずつ打ち上げてくれた。個人的に一番良かったと思う作品を掲載します。

2.昇曲付 曼珠沙華(ヒガンバナ)秋田県 今野正義

全体のプログラムとしては、見ている位置からだと左に10号玉以上の大玉、中央にスターマインや海上花火、5号玉以下の小さな花火、右に7号玉が打ちあがると言った構成になります。

有り難い事に地元の方のご厚意で高台から撮らせて頂いたのもあり、下田の夜景と海上に反射する花火の色が素晴らしかった。

彩色千輪(左右)海上スターマイン(中央)

そして、いよいよラストの下田名物ドラム缶花火。この花火はドラム缶の中に花火玉や花火の元(星)などを大量に詰め込み、海上で4本同時に点火する危険なやつです。

勿論、普通に撮影していては真っ白に飛んでしまう程の大火力なので、強力なNDフィルターをつけて工夫しながらの撮影。 白く飛ばしてこそドラム缶花言う人もいる様です(笑)

下田名物 ドラム缶花火

時間を空けず、すぐに最大号数の1.5尺玉が打ち上がるので、絞りを戻して、NDフィルターを外し、通常撮影に切り替えた。

少し打ち上げ場所から距離が遠くて小さく見えてしまったのだが、ここの花火は何を中心に見たいかによって、見る人が場所を選択しなくてはいけないので仕方のない事です。

1.5尺玉 混色小花入錦冠

年々、大玉が少なくなってきているらしい下田黒船祭。おそらく予算の関係だとは思いますが、今の時期にこれだけの花火を見せてくれる場所は他にありません。

本来は5月20~22日の3日間のお祭りですが、今回も花火だけ見て帰る事にします。すみませんm(_ _)m下田の皆様ありがとうございました。

◎他の写真はこちら

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