当初、今年は行く予定を全く立てておらず、土曜日に群馬県のいせさき花火大会にでも行こうかなと思っていた。そんな時、花火仲間から「片貝まつりの特別チケットがあるからどう?」と、お誘いを頂いたので考えてみる事に…。

片貝まつり 桟敷席のチケット 

そして、よくよく調べてみると誘ってきた本人が、還暦の記念に花火の打ち上げをするらしいとの情報をキャッチした。お祝いに駆けつける為に慌てて宿の予約を取ったのが花火の一週間前。

当日は、色々と用事を済ませていたら遅くなってしまい、打ち上げ開始の2時間前にようやく片貝町へ到着。とは言っても、新たに観光する場所もないので花火仲間が待つ桟敷席へ…。

19:30より打ち上げ開始。ここは普通の花火大会とは違い、奉納煙火と言う種類になる。結婚や出産、成人や還暦の祝い事。亡くなられた方への慰霊。人生の節目に出会った時に古くから片貝町に住む人は、その様々な想いを花火に込めて打ち上げてきた。

近年では、花火好きな県外の人も祭りに参加させて貰い、奉納の花火を打ち上げる様になってきた。彼もその一人である。

当日の天候は小雨が降ったりやんだりとあまり良くなかったが、用意して頂いた場所は流石、特別席だけあって景観は良く、撮影するにも観覧するにも素晴らしい所だった。

片貝まつり 大柳火

大柳火

片貝まつりになくてはならない横山さんの名アナウンスを間近で聞き、奉納者である一人一人の想いを共有しながら花火を観覧する。言わば、全てがメッセージ花火の花火大会だと思って貰って構わない。

たまに出る知り合いの花火愛好家の名前が呼ばれる度に、これはしっかり見なくてはと言う気持ちになってくるのが不思議である。

そして、いよいよ、その時がやってきた。「東京の旅人san奉納、星屑スターマイン。打ち上げでございます。」

赤→黄・桃→紫・緑と順番に八方咲の花火が打ち上がり、大柳火と銀千輪を基調としたスターマインが続く。

てっきり還暦のお祝いなので、厳かにやるものだと思っていたのに、「こんな時まで、ももクロかよー」と思わず、一人突っ込みをしてしまった(笑)とにかく、無事に打ち上がって何よりでした。 おめでとうございます!

片貝まつり 星屑スターマイン 八方咲

片貝まつり 星屑スターマイン 大柳火と千輪菊

星屑スターマイン

花火の種類についても、僕が観覧する様になってからの浅い歴史でも気が付いたら随分と様変わりしている。

以前は、 大柳火(ノーマルver)や彩色千輪菊などが中心だったのに、パステル系の花火や型物芯の花火、スターマインにも噴出系の花火が使われ、担当煙火店である片貝煙火工業の技術の進化が伺える。

片貝まつり パステル八方咲

パステル八方咲

片貝まつり スターマイン

スターマイン

そして、片貝まつりと言えば、何と言っても1日目と2日目の終わりに1発ずつ、世界一の大玉である正四尺玉が打ち上がる場所でもある。

正(しょうと読む)の字を付けると言う事は、本物の四尺玉を意味し、直径120cmの花火玉の大きさがあって、初めて名乗る事が許されるのです。 正四尺玉の打ち上げが見られるのは、日本で片貝まつりのみになります。

片貝まつり 正四尺玉 昇天銀竜黄金すだれ小割浮模様

正四尺玉 昇天銀竜黄金すだれ小割浮模様

一日目が終了した後は、ホテルがある長岡市に戻り、奉納煙火をした東京の旅人sanを囲んでの祝賀大反省会。以前よりみんなで企画していた記念品も渡されて御満悦の様子でした。

片貝まつり 旅人sanを祝う会 

この日、この場所に集まる事はできなくても、彼と親交がある全国各地に散らばる花火仲間の皆さんは、きっとお祝いの気持ちを持っていたと思います。

→2日目に続く

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