花火の心得

花火の心得 オフィシャルサイト of Masashi Hiruta ― 日本が世界に誇れる芸術作品「花火」この文化を多くの人に伝えたい ―

長野県

第17回 いいやま信濃平かまくら祭り&第35回 いいやま雪まつり

投稿日:2017年2月11日

久し振りに花火大会に行ってきました。最初に予定していた場所が寒波の影響により厳しそうなので回避して目的地を長野県飯山市に変更する。とは言っても同じ豪雪地帯なので、軽井沢を越えた辺りから段々と吹雪が強くなりこちらも天候不順が気になる所です。

今回はいいやま雪まつりいいやま信濃平かまくら祭りが同日に開催されるので、時間的には微妙ですが数kmしか離れておらず、間に合えばハシゴをする予定で、まずは下見の為に雪まつりの会場へ向かってみました。

現地に到着すると、荒れていた天候も段々とよくなり絶好の花火日和。メイン会場では屋台が並び、スノースライダーなど雪にちなんだイベントもやっていました。夜の部には火を使ったパフォーマンスがあり、花火もフィナーレとしてここに組み込まれるそうです。

雪まつりは今回で35回目の開催になり、豪雪地帯の負担となる雪を何とか資源として利用できないかと考えられたとの事。有志を募って巨大な雪像を制作しコンテスト形式にしたお祭りを企画したのが始まりで、今では海外からも人が訪れているそうです。今年は酉年なので鶏にちなんだ作品が多く、お寺の鐘や天狗、はてはPPAPまで様々でした。

花火についてはほとんど情報が得られなかったのですが、おおよその打ち上げ場所と信濃煙火製作所のトラックが停まっていたので担当煙火店も分かり少し安心しました。あまり見掛けない煙火店ですが、以前、長野県山ノ内町で秋に開催する長野後継者コンテストに行った時に準優勝だった業者です。

その後は、最初の花火会場であるかまくら祭りへ向かいました。到着すると見渡す限り何十基もの巨大なかまくらが並んでおり、どうやらこのお祭りの為だけではなく、1月下旬から2月下旬まで置かれているそうです。

実際に何に使われているのかと言うとレストランかまくら村の名称で、かまくらの中で地元名物料理であるのろし鍋(要予約)を食べられる場所に提供しているそうです。別にその目的以外で入ってはいけない訳ではありませんので自由に休憩もできます。

そして会場を散策していると偶然ナイヤガラ花火の準備をしていた信濃煙火製作所の花火師さんがいたので話を伺う事ができました。一番気になっていた終了時間や花火の内容、別会場の雪まつりについても教えて頂けたので良かったです。

19:00より打ち上げ開始。5号、7号、10号玉の単発とスターマイン、ナイヤガラ花火での構成になります。撮影場所では迷いながらもロウソクでライトアップされているかまくらを選択してみました。

花火の内容も良質な花火が上がっており、中にはあまり見掛けない染め分けのクロセット花火やクロセットを組み合わせた菊花火などもあって楽しめました。

5号玉

最大号数の10号玉も2発だけではありましたが、形も良く素晴らしかったです。また、全てが地元の個人や企業の皆さんからのメッセージ花火だったのも好印象でした。結婚や出産のお祝い、家族の健康祈願、企業PR、かまくら祭りの発展についてなど様々な願いが込められた花火で温かかったです。

10号玉

フィナーレでは57mのナイヤガラ花火。打ち上げ場所が逆向きになるので慌てて三脚を担いで狙っていたかまくら神社のポイントに移動。この大迫力の花火が目的の人も多かった様で会場に熱気が集まりました。写真を見て貰うと分かりますが超至近距離の花火です(笑)

ナイヤガラ花火

◎他の写真はこちら

 

……予定通り1ヶ所目の花火が終わり、次の雪まつりの会場へ到着。少し余裕があったのでメイン会場に行ってみると炎と音楽のパフォーマンス集団であるGOROPIKAのイベントがまだ行われていました。興味はあったけど、時間的に厳しいだろうなと諦めてましたが見られて良かったです。

GOROPIKA

イベントが終わるとすぐ後方で、20:00より打ち上げ開始。担当は同じく信濃煙火製作所。5号玉の単発打ちとスターマインの構成です。雪が降り始めてきたのを気にしながら最初はメイン会場での撮影になりました。

その後は、やはり雪まつりらしく雪像とのコラボ写真を撮る為に移動開始。事前に目星を付けておいた尾長鶏の前で撮ってみると意外に花火との位置関係も良かったです。欲を言えば雪像が逆向きだったらもっと良かったかも。

内容的には同じ煙火店が担当するので、先程見たばかりの花火が打ち上がりデジャブ感がありました。まぁ普通はハシゴする人なんていないのですが…(笑)こちらはスターマインが多めのプログラムでした。

フィナーレでもスターマインが上がったのですが、会場アナウンスが聞こえない場所でもあった為、2回ほど撮り逃しをしてしまいました。会場では15分間と聞いていましたが30分間ぐらいはあったと思います。最後にライトアップされた雪像の撮影をして撤収しました。

後半は雪に少し降られましたが、花火もクリアな状態で無事に見る事ができて良かったです。かまくら祭りと雪まつりの関係者の皆様、信濃煙火製作所の皆様ありがとうございました。

◎他の写真はこちら

-長野県
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

須坂みんなの花火大会

第29回 須坂みんなの花火大会

長野県で開催される須坂みんなの花火大会に行ってきました。以前より一度は行ってみたかったのですが、帰りの足がないので、どうするかで迷っていました。 同日には、他の花火大会も各地でやっており、翌日の予定も …

新春水晶山煙火

平成28年 新春 水晶山煙火

あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。今年も大晦日のツインリンクもてぎからカウントダウン花火のコースになりました。 2016年最初に選んだ場所は長野県飯田市の新春 水晶山煙 …

全国新作花火競技大会

第33回 全国新作花火競技大会

全国新作花火競技大会に行ってきました。ここは同じ場所で諏訪湖祭湖上花火大会も開催されるのですが、夏場はいつもタイミングが合わず行った事がありません。  競技ルールは10号玉2発と5号玉15発を使い、テ …

長野えびす講煙火大会

第110回 長野えびす講煙火大会

今年も長野えびす講煙火大会に行ってきました。「信州の澄んだ 夜空を彩る 晩秋の花火」この時期でも全国の中で大規模開催してくれる花火大会。 担当煙火店:紅屋青木煙火店、信州煙火工業 打上げ数:約15,0 …

第112回 長野えびす講煙火大会

今年も長野えびす講煙火大会に行ってきました。身体の事もあり、なかなか花火に行けなかったのですが、一年でこれだけは外せない花火大会の一つでもあるので、頑張って行ってきました。 いつも同行させて頂いている …

写真撮影を通して全国の良質な花火文化の記録や保存、拡散を目的として活動しています。日本花火鑑賞士会関東支部会員。◎当サイトの文章や画像の無断転載を禁止しています。
プロフィール詳細
花火鑑賞ガイド
花火撮影テクニック
花火の歴史
花火写真ギャラリー
お問い合わせ