秋田県大曲で開催する新作花火コレクションに行ってきました。若手花火師による競技大会。今年も時間ギリギリで到着してしまった為、会場到着後は慌ただしく場所決めを行う事になった。

今回はクラブツーリズムのツアー客が増えた様で結構な数のイス席があり、開始前には特別に出場花火師の紹介なんてものも用意されていた。花火マニアからしたら鼻血ものだが、まぁそんな反応になるのは知ってたさっ。今回は彼らの後方での撮影にした。

18:30より打ち上げ開始。今回は北は北海道、南は福岡と全24社が出場。特筆する所は自分が知る限り四国より初めての花火業者が参加していた。花火の製造についてもほとんど情報が入って来ないし、見に行く人もいないので貴重な機会になる。また、日本有数の花火師である長野県の紅屋青木煙火店の参戦も期待できそう。

主催:NPO法人 大曲花火倶楽部
場所:大曲ファミリースキー場
競技内容:4号玉10発、5号玉5発
出場煙火店:24業者
大会最大号数:7号玉

今年もあまり打ち上げの環境が良くなく煙に包まれた花火ではあったが、昨年の酷い状況ほどではなく終始観覧には問題なかった。結果は以下の通り。

【金賞】「隴隴と褐色に枝垂れる」 長野県 伊那火工堀内煙火店 氣賀澤文平

【銀賞】「美への道筋」 群馬県 菊屋小幡花火店 小幡知明

【花火鑑賞士特別賞】 「桃太郎さん、ずんだ餅 くれねぇが~!!」宮城県 芳賀火工 佐藤佳恵

【銅賞】

「五色叢林~菊型花火による動的光散乱の考察~」新潟県 小千谷煙火興行 瀬沼輝明

「REVOLVER~光の回転式牡丹」秋田県 響屋大曲煙火 齋藤健太郎

「翠・水 瑛華」秋田県 小松煙火工業 伊藤航也

【特別賞】「真砂の花」 長野県 紅屋青木煙火店 青木義祥

 

注目の2社では、徳島県の岸火工品製造所の花火が良かった。元々、個人的に花火は難しい青色をどれだけ上手く出せるかと言う所が好みのポイントでもあったりします。まるで茨城県の筑北火工堀米煙火店の様な花火でした。

「藍燦燦」 徳島県 岸火工品製造所 岸洋介

フィナーレはファイナル花火で終了。クラブツーリズムの観客はやはりスターマインがお好みの様で肝心の競技内容には沸かず、自分もつられてテンションが下がってしまった。スピーカーの音量が小さく花火師のスピーチが聞こえにくかったのも一因かも…。

ファイナル花火

どんな花火が良い花火なのかの基準が分からないと珍しい花火だなで終わってしまうのが競技大会の難点。結構凄い内容の花火もあったのにそんな所が残念に思う。

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