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花火撮影テクニック

【花火撮影テクニック】レタッチ方法 RAW現像、仕上げ

投稿日:2017年7月21日

レタッチ方法 RAW現像、仕上げ

RAW現像、仕上げの内容です。RAWは「生の~」と言う意味があり、JPEG形式とは違い、劣化なく色の調整ができる大変便利なデータ形式です。RAW現像については無限のやり方があるので正解はありません。1枚の写真ごとに方法も違うし、同じシーンでも撮影者が違えば違った現像方法になります。ここでは、あくまでも操作方法の説明になります。

一番、重要なのは打ち上がった花火を思い出して、可能な限り忠実に再現する事です。花火師にこんな花火を打ち上げたんだなと思って貰えれば、100点満点です。全ての項目に言えるのがやり過ぎ注意です。何度も言いますが見た目を派手にするのが目的ではありません。

使用するソフトはPhotoshopになります。最近ではプランによっては、月額1,000円程度で使える様になり、初期費用に数万円必要だった頃よりも間口が広くなりました。最新のPhotoshopやLightroomでは霞除去など便利なツールも追加されていたりします。ここでは主に花火写真を現像する際に使われやすい基本的な項目を説明をします。

初めてやる人にしては意味が全てが意味不明かも知れませんが、上から順番に一つずつやっていけば、それほど難しい作業ではありません。Photoshopをインストールして準備ができたら、RAWデータをダブルクリックして現像ツール(camera raw)を起動させてみましょう。

 

基本補正

ホワイトバランス

色温度 K(ケルビン)の調整です。2000から50000までの調整ができます。基本的に和火や錦冠菊であればケルビンをアンバー方向へ(数値が高い)、洋火や銀冠菊であればブルー方向へ(数値が低い)スライドします。

色被り補正 微調整に使います。花火の色を適正にする為にグリーン側(マイナス値)かマゼンタ側(プラス値)に合わせます。

露光量 露出の調整です。画像が暗ければ+値へ、明るければ-値へ。特にCanonのカメラだと+値はノイズがのりやすいので適度な調整が必要です。

ハイライト 写真の明るい部分の調整に使います。-値にスライドさせると花火の白飛び部分を若干抑える事が可能です。その代わり彩度が上がり過ぎな状態になるので別項目で調整が必要です。

明瞭度 +値にスライドする事で、被写体のハイライト部分の階調をなるべく保持したままで画像をくっきりする事が可能です。やり過ぎるとノイズの発生にもつながります。ピントがあまい場合は少し誤魔化せます。

自然な彩度彩度 色の鮮やかさの調整です。やり過ぎるとギトギトな状態になり見た目も気持ち悪いです。写真全体のバランスを見て適度に上げ下げを行う事が重要です。

 

ディテール

ノイズ軽減 輝度の部分を上げると若干ノイズが減ります。但し、画質を低下させて誤魔化しているだけなのでやり過ぎには注意が必要です。ピントがあまくなりがちです。

 

レンズ補正

レンズプロファイル補正を使用 広角レンズを使うと花火の形に歪みが生じます。ここにチェックを入れると使用レンズにあわせて自動で補正が入ります。また必要に応じて手動の項目でゆがみ、垂直、水平などを調整するのもよいでしょう。

 

切り抜きツール

必要に応じてトリミングをします。Shiftボタンを押しながらドラッグすると同じ比率で選択範囲を指定する事が可能です。画角の調整は基本的に無駄な空間を作らない様にする事。特に花火写真では通常よりも黒部分が多いので、その辺を考え場合によっては横縦を切り替える判断も必要です。

また、水平が合ってない場合はここで調整しましょう。この現像ツールでなく、Photoshop本体で調整しても構いません。

 

全ての調整が終わったら画像を開くのボタンを押し、Photoshop本体に画像を載せます。あとは、文字ツールなどを使いクレジットを入れ、画像を保存して終了です。

RAW現像は難しいと初めから敬遠する人が多いのですが、やってみると表現の幅の広がりに驚くと思います。花火撮影はカメラだけではどうしても補えない部分が沢山あるので、この機会にチャレンジしてみてください。

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