花火の心得

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花火大会2017 新潟県

【花火大会2017】片貝まつり 最新情報

投稿日:2017年9月8日

片貝まつり 注意事項

毎年9月9日・10日で行われる片貝まつり。正式名称は浅原神社秋季例大祭奉納大煙火。日付固定での開催なので、この機会に行く人も多いのではないでしょうか?

まず、片貝まつりは普通の花火大会ではありません。基本的には片貝町の住人が一人一人お金を出し合って花火を打ち上げる奉納煙火になります。お客さんの立場でなく、迷惑を掛けない様にお邪魔させて頂く気持ちを忘れずに行動してください。

そして、観光客の為のイベントではない理由から花火会場にはゴミ箱は設置しておりません。町民全員が花火代金を捻出するので、ゴミの処理費用まで手が回らないのもあるかも知れません。「必ずゴミは持ち帰ってから捨てる」素晴らしい花火を見せて頂くので、せめてそれぐらいは協力しましょう。屋台で出たゴミは購入した場所であれば引き取って貰えます。

そんな状況にも関わらず、毎年ゴミを放置して帰ったり、周辺の民家に捨てたり、またトイレを外でしたりと、非常識な人がいるのも事実です。会場でアナウンスもしていると思いますが、この様な事があるとお祭り自体がなくなってしまう可能性がありますので十分気をつけてください。

片貝まつり

アクセス

【電車・バス】

JR長岡駅⇔片貝5(バス停)⇔徒歩10分 ◎時刻表 越後交通株式会社

JR長岡駅⇔JR来迎寺⇔徒歩30分 ◎時刻表 <往路>来迎寺(着) <復路>長岡駅(着)

【車】

関越道小千谷IC 約10分

関越道長岡IC 約20分

関越高速道長岡南越路IC 約10分(復路混雑する)

観覧場所

【有料エリア】

1マス 30,000円 9・10日2日間入場可 定員8名

4月1日~7月31日まで申込受付→(電話・FAX)

片貝まつりは奉納煙火なので、可能であれば花火に込められたメッセージと一緒に観覧したい所です。9・10日の午前10時から桟敷席中央で当日券が販売されていますが早い者勝ちになります。撮影席に関しては例年と違う様なので、詳しくは現地で確認してみてください。

【無料エリア】

浅原神社境内(木が邪魔なのでなるべく前方がよい)

・片貝まつり桟敷席右手通路(激戦地区)

片貝小学校グラウンド(公式自由エリア)

片貝スポーツセンター(公式自由エリア)

なるべくなら桟敷席右手通路が良いのですが、こちらはかなりの激戦場所になるのでなかなか難しいかも。どうしても場所がなければ、少し離れた場所にある公式自由エリアで観覧するのが良いです。※必ず場所取りに使った道具も持ち帰ってください。

宿泊施設

片貝まつりの周辺で宿泊できる場所はほとんどありません。長岡駅周辺で宿を探すのが賢明です。

おすすめ立ち寄り場所

片貝花火資料展

浅原神社境内にて、祭り期間中だけの簡易資料展。正四尺玉の模型や歴史的価値のある文献などが展示されている。

煙火筒モニュメント

片貝郵便局の近くにある打ち上げ筒のモニュメント。団体ツアー客が記念撮影で立ち寄る場所にもなってる。筒の大きさは三号~四尺まで。

花火王国

片貝町で最大のお土産売り場。店頭には正四尺玉の模型を飾り、店内では様々な花火グッズが並ぶ。ここでしか購入できないものもある。

煙火番付

とにかく巨大な番付表(花火プログラム)が見られる。また、花火王国などでは新聞紙ほどの大きさの番付表も購入できる。ポスター付のもある。1部1,000円。

花火打ち上げ

19時30分頃から開始です。名物アナウンサーの横山さんが一人一人のメッセージを読み上げながら打ち上げます。内容としては、出産・成人・結婚・還暦・慰霊、また企業の発展や安全祈願など。子供達が山車を引きまわしながら町内を練り歩きお立ち台に上がって行きます。

花火の大きさは基本的には尺玉が打ち上がります。担当煙火店の片貝煙火工業では、近年パステルカラーの花火やスターマインの演出も変えてきており、見応えのある花火を見る事ができます。千輪菊や大柳火も素晴らしいです。

また、正三尺玉、正四尺玉の開始時刻にはサイレンが鳴り響きます。10日の14:00には、ここでしか見られない昼花火での正三尺玉が打ち上がります。昼間に関してはチケットがなくても桟敷席に入る事が可能です。

花火終了の22時には、1日に1発ずつ正四尺玉が打ち上がります。9月9日が四尺玉コラボレーションチームによる昇天銀竜黄金すだれ小割浮模様、9月10日は片貝町民一同による成人のお祝いとして昇天銀竜黄金千輪二段咲きが打ち上がります。

※正〇尺玉の正とはしょうと読みます。基本的に三尺玉以上に使われる事が多いです。花火の打ち上げ基準としては玉の大きさでなく打ち上げ筒の大きさで決められる為、この正の字が付くと玉の直径が三尺(約90cm以上)であったり四尺(約120cm以上)であったりする証明になります。ちなみに埼玉県鴻巣市のこうのす花火大会で打ち上げられる四尺玉に正の字がついていないのは玉の直径が約105cmである理由からです。

越後三大花火でもある片貝まつり。実は僕が花火にハマった切っ掛けでもある場所です。一生に一度ぐらいは訪れてみてはどうでしょうか?

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