花火の心得

日本が世界に誇れる芸術作品「花火」この文化を多くの人に「写真」を通して伝えたい。

GUIDE

花火大会でのマナー

花火大会は何十万人と言う大勢の人が見に来ます。また近年は海外からも観光客が続々と日本の花火大会に訪れています。当たり前の事ばかりを羅列しましたが、まずは我々日本人がマナーを守らないと示しがつきません。

2020年には東京オリンピックも控えているので、外国人にがっかりされない様に今から意識していきたいものです。

 

立ち入り禁止エリアに入らない

家族連れの方は子供の様子もしっかり見てください。花火は取り扱いを間違うと人が死亡する危険物です。たった一人が身勝手に立ち入り禁止エリアに入るだけで、花火大会が中断され、最悪中止になる場合もあります。

勿論、花火大会が終わってからも禁止エリアは入ってはいけません。不発だった花火の残骸(黒玉)が転がっている場合もあり、何かの拍子に再点火する可能性があります。

また、打ち上げに関係ない場所でも、注意が必要です。観覧場所で怪我をしても進行が止まります。くれぐれも救急車で運ばれる事がない様に気を付けてください。

立ち入り禁止エリアに入らない

 

良識のある場所取りをする

たまに常識外れの広大な場所を一人で確保している人がいます。いくら制限がないとは言え、花火大会はみんなで楽しむイベントです。折角、良い場所で見ようと思って早めに来たら、目的の場所に何十畳ものシートが敷いてあったらどう思いますか。

観覧場所を確保すると言う事は、まだ現地に来ていない人の分まで先に取ってしまうと言う事です。きちんと分別がある大人であれば、常識の範囲内で場所取りをするべきです。

勿論、沢山の人と一緒に花火を楽しみたい気持ちも分かります。どうしても必要であれば、有料席を購入するか、周囲に競争相手がいない場所などを検討してみてください。

良識のある場所取りをする

 

タバコは決められた場所で吸う

最近は世間が禁煙志向な事もあり、かなり減ってきたと思います。これは、年配の方にも多いです。観覧場所で吸われると服に煙の臭いが付いたりと周囲に迷惑が掛かるので必ず喫煙所で吸ってください。(会場のどこかに設置されている筈です)

更に最悪なのは行き帰りの混雑の中でも歩きタバコをしている人です。また当たり前ですが、吸い殻のポイ捨てもダメです。混雑の中で火災発生なんてありえません。

 タバコは決められた場所で吸う

 

 トイレには早めに行っておく

生理現象なので仕方ないとは言え、花火の途中でトイレに立つと後ろの観客に迷惑が掛かります。なるべくプログラムとプログラムの間に席を立つ気遣いが必要です。

それよりも折角の花火大会なので、なるべくトイレに行かない様に事前に準備をしておくべきです。花火開始前、打ち上げ中は水分を控えめにし、特にアルコール類は避けると良いでしょう。(熱中症には十分ご注意ください)

万が一、トイレに行っている間に凄い花火が上がったら、きっと後悔する事になります。全く同じ花火は二度と打ち上がる事はありません。

 トイレには早めに行っておく

 

花火の打ち上げ中は無駄話をしない

自分だけが花火を見に来ている訳ではないのでやめてください。以前、遠方の花火大会に行った時に、久し振りに同級生が集まったのか大声で学校の話で盛り上がっているグループがありました。自分には関係ない話なので見ている人は気が散って観覧どころではありません。

勿論、黙って見てろと言う訳ではありません。花火についてなら全然構わないのです。「綺麗!凄い!」などの歓声は楽しんでいるのが伝わって周りの観客も気分が良くなります。

人によっては以前から楽しみにしている念願の花火大会だったり、飛行機を使って遠方から来ていたり、協賛金を払って花火を打ち上げて貰っている可能性もあります。花火大会には様々な人が来ているので自分だけが楽しむのではなく、みんなで楽しむ場所なのをお忘れなく。

ちなみに有料席の観客の方が、真剣に花火を見ている人が多く、観覧のマナーについてもしっかりしている気がします。大切な人との花火は有料席で見た方が良いかも知れません。

花火の打ち上げ中は無駄話をしない

 

我先に帰ろうとしない

帰りの混雑を避ける為に花火の途中で撤収する人、次回からは来なくて大丈夫です!花火大会の見所は大抵、フィナーレにあります。豪華絢爛で物量も凄く、花火師さんが一番力を入れている所です。彼らはこの為に何か月も掛けて準備をしてきました。

これを見ないで一体何を見に来ているのでしょうか。しかも楽しく見ようとしている人の前を遮って帰るのです。急用があれば仕方ありませんが、なるべく最後まで花火大会を鑑賞して欲しいものです。

また、花火が終わった後、他人を押しのけて帰る人、係員の誘導に従って落ち着いて移動してください。以前、花火大会への道で将棋倒しになり死亡した事故がありました。とても危険な行為であり、生命に関わります。何かあってからでは遅いのです。

我先に帰ろうとしない

 

ゴミを放置して帰らない

家庭から持ってきたり、屋台で飲み食いした後のゴミ、場所取りに使ったビニールシートやガムテープなど。その場に放置せず、きちんと片付けてから帰ってください。

地域によっては、この後片付けを小学生や中学生が、ボランティアスタッフとして頑張ってくれています。こんな事、子供達にやらせて恥ずかしくありませんか。

また、付近のサービスエリアや駅構内、コンビニのゴミ箱に捨てて行くのも考えものです。事業者はゴミの処理には費用が掛かってしまいます。当然ながら花火大会の運営側も、事業者として例外ではありません。

家庭から持ってくる物は、なるべくゴミが出ない物にして、持って帰れる物は自宅に持って帰って捨てるなどと一人一人が意識していけば、経費削減になります。花火に使える予算が増え、もしかしたら少し豪華な花火大会が見れるかも知れません。

ゴミを放置して帰らない

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執筆者:

花火写真家として全国の良質な花火文化を記録や保存、そして拡散を目的に活動しています。年間で30~60回程度の花火撮影を行います。日本花火鑑賞士会関東支部会員。◎当サイト掲載の文章や画像の無断使用を禁止しています。
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