花火の心得

日本が世界に誇れる芸術作品「花火」この文化を多くの人に「写真」を通して伝えたい。

GUIDE

伝統的な花火

日本には様々な伝統的な花火が残されています。中には小規模な村の祭りで大勢で押しかけてしまうと警備費の増大により祭りの開催自体が危ぶまれるものもあります。ここではインターネットに公式ページがある事を条件に一部分を紹介します。

集落の過疎化や原材料の入手など困難な部分も多いとは思いますが、今後も途絶える事なく後世に残していきたい貴重な文化です。

昼花火

開催場所 (秋田県大仙市)全国花火競技大会「大曲の花火」/(新潟県小千谷市)片貝まつり/(愛知県豊川市)菟足神社風まつり/他

特徴 昼間に打ち上げる花火。運動会などで音だけの号砲も昼花火の一種である。夜の花火の様に光を見せるのではなく半燃焼をさせ煙を見せるのが特徴。昼花火の競技大会は日本で大曲の花火だけ。日本最大である昼花火の三尺玉は片貝まつりでしか見られない。双眼鏡などがあると見やすい。

手筒花火

開催場所 (静岡県浜松市)遠州はまきた飛竜まつり/(愛知県豊橋市)豊橋祇園祭、炎の祭典/(愛知県豊川市)菟足神社風まつり/(愛知県豊田市)豊田おいでんまつり/他

特徴 神事としての側面を持つ。江戸幕府初期の名残で愛知県三河地方に多く、静岡県や岐阜県の一部でも見られる。出来合いの花火を放揚するのではなく、自分の花火は自分で制作から行う。点火すると高さ10mもの火柱が上がり、最後にはハネと呼ばれる底が抜ける破裂音で終了する。また手筒花火の一種で羊羹花火と言った火薬量が少ない片手で持てる花火もある。(ハネはない)

豊橋祇園祭

枠仕掛け花火

開催場所 (茨城県土浦市)土浦全国花火競技大会/(東京都大田区)花火の祭典/(山梨県市川三郷町)神明の花火/(愛知県豊川市)菟足神社風まつり/(滋賀県近江八幡市)篠田の花火/他

特徴 仕掛け花火の一種で木材などで作られた枠に文字や絵を型取り、ランスと呼ばれる色を発する焔管(えんかん)を並べて作られる。多くはこれから打ち上げるプログラム名やスポンサー企業名だったりする。通常見られるのは洋火での枠仕掛け花火であるが、篠田の花火では、硫黄を使った幻想的な和火の枠仕掛け花火が見られる。

枠仕掛け花火(洋火)

枠仕掛け花火(和火)

龍勢花火

開催場所 (埼玉県秩父市)龍勢まつり/(静岡県藤枝市)朝比奈大龍勢/(静岡県静岡市)草薙大龍勢

特徴 正確には花火ではなくロケットの一種。筒に黒色火薬を詰めて竹竿を結んで作られる。最高点に到達すると昼花火でも使われる煙竜や唐笠や旗などが開花する。TVアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」でも龍勢に関する場面があり、秩父では町おこしの一環となっている。

龍勢まつり

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執筆者:

花火写真家として全国の良質な花火文化を記録や保存、そして拡散を目的に活動しています。年間で30~60回程度の花火撮影を行います。日本花火鑑賞士会関東支部会員。◎当サイト掲載の文章や画像の無断使用を禁止しています。
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