花火の心得

日本が世界に誇れる芸術作品「花火」この文化を多くの人に「写真」を通して伝えたい。

PHOTOGRAPHY

花火撮影上達への近道

花火撮影をする目的には、撮影するのが好きだから、記録したいから、自分を表現したいからなど、人それぞれの理由がある筈です。

最近では、SNSの発達により誰でも手軽に写真を発表する場が増え、以前よりも確実に多くの人達が花火撮影をする様になりました。インターネットには数多くの撮影方法が掲載されており、機材さえあれば誰でもある程度までは簡単に撮れる様になると思います。

しかし、自分はこれまでに何度も壁にぶつかって来ました。満足な結果がでなかったり、モチベーションの低下、人の写真ばかりが上手く見えたりなど理由は様々です。特に初期の頃は何度も辞めてしまおうと考えていたものです。そんな状況を回避する為の方法を記載してみました。

 

花火の知識を習得する

鉄道撮影を専門にしている人は電車について、よく勉強しています。電車の名前は勿論、行先や時刻表など色々と知っています。花火撮影もこれと同じで花火の名前や種類、どんな花火が良い花火なのかを知る事でシャッターチャンスが掴める様になり、作品の質にも大きく変化が出てきます。

また、全国花火競技大会の開催地である秋田県の大曲では1年に1度、花火鑑賞士認定試験と言うものが行われてます。花火の歴史、花火の種類、製造法と様々な知識を習得する事で花火を知的に楽しく鑑賞する為の資格試験になります。どうせ勉強するならこの試験の合格を目標にしてみるのも良いかも知れません。

 

目的意識を高く持つ

当たり前の話ですが、ただ単純に撮影を繰り返すよりも目的意識を持った方が確実に技術の向上があります。フォトコンテストに入賞するとか、SNSで評価されたいとか、ブログを書く為とか何でも構いません。

個人的には、花火大会が大好きで花火の美しさを再現したいと思って撮影している人はより上達が早いと感じています。花火大会に行く回数がまず違いますし、技術向上の為に上手い人の写真を見て研究したりと常に向上心があります。また、自分が感動しないものを撮影した所で他人の心を動かす写真は撮れないのではと考えてしまいます。

 

花火仲間を作る

一人で撮影をしていても上手くなるには限界があります。少しでも早く上達したいのであれば上手い人に教わるのが一番の近道です。勿論、一から十まで教えてくれるとは思えませんが、一緒に撮影させて貰うだけでも勉強する事が沢山あります。

また、ネットワークが広がれば、おすすめの花火大会情報やプログラム、場合によっては有料チケットや宿泊施設を融通して貰えたりする場合もあります。何と言っても共通の趣味であるみんなと楽しく撮影できるメリットがあります。

なお、同じぐらいの実力の人が周囲にいると張り合いが出ます。フォトコンテストでは悔しい思いをしたり、SNSでは自分と似たような画角の写真が大量に出回ってウンザリする事もありますが技術を伸ばすいい機会になります。

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執筆者:

花火写真家として全国の良質な花火文化を記録や保存、そして拡散を目的に活動しています。年間で30~60回程度の花火撮影を行います。日本花火鑑賞士会関東支部会員。◎当サイト掲載の文章や画像の無断使用を禁止しています。
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