長野えびす講煙火大会 注意事項
毎年、11月23日の勤労感謝の祝日に長野県長野市で開催される、長野えびす講煙火大会。この季節にこれだけ大規模で高品質な花火大会は他にはありません。また、花火師さんもオフシーズンになり、勉強の為に多くの方が訪れている様です。
何と言っても、ここの花火大会の注意事項は寒さです。ここ数年は暖かい気候でしたが、昨年はかなりの冷え込みがあり、長野の厳しさを味わいました。十分すぎる程の防寒対策を行ってください。花火大会もそれなりに長丁場であり、スキーウェアを着て来るぐらいでも良いかもしれません。
また、近年では無料エリアでの場所取りが激化しており、前日の夜には実行委員でもないのに、場所取りのシートを剥がしたりする人も出ています。くれぐれも取った取られたとかで争いに巻き込まれない様に注意してください。なお、有料席のえびすシートはお世辞にも位置的に良いとは思えないので購入は自己判断でお願いします。
アクセス
【電車】
JR長野駅⇔徒歩20分 ◎時刻表
会場まではシャトルバスが出ています。帰りは混雑するので歩いた方が早いです。
※都心であれば、新幹線で日帰りも可能
【車・シャトルバス】
上信越自動車道 長野IC⇔真島臨時駐車場/長野地方卸市場臨時駐車場⇔花火会場
上信越自動車道 須坂長野東IC⇔エムウエーブ⇔花火会場
観覧場所
【有料エリア】
・プレミアムシート 20,000円 11月1日~
・えびすシート 4,200円 9月10日~
【無料エリア】
・有料エリア以外の場所
特にメイン会場の中央位置の土手はカメラマンが多数おり、年々競争が激化しています。ただし、中央位置を外せば見る場所はそれなりにあります。
宿泊施設
連休の為、長野市内での予約は難しいです。直前のキャンセル待ちを狙うか、少し移動しての宿泊が必要です。
おすすめ立ち寄り場所
西宮神社
長野えびす講煙火大会は、西宮神社の御祭礼になります。11月18日~20日までが、えびす講祭となり、奉納江戸里神楽やだるまや熊手など縁起物露店が立ち並びます。そして、23日の最終日に花火が打ち上がります。
善光寺
長野市の観光名所と言えば、国宝でもある善光寺です。お参りに行く道には仲見世通りがあり土産売場などのお店があります。以前は、長野えびす講煙火大会に善光寺の名前も入っていた事があります。
花火打ち上げ
18:00から打ち上げ開始です。担当煙火店は長野県の紅屋青木煙火店と信州煙火工業になります。近年は信州煙火工業が伊那火工堀内煙火店のバックアップを受けて、年々素晴らしい花火大会になりつつあります。
オープニングは個人協賛による特大スターマインから始まります。途中では全国十号玉新作花火コンテストがあり、十数社による尺玉の打ち上げが行われます。大会終了後にはメイン会場前方で表彰式が行われ、その様子を見る事もできます。
一番の見所は、担当煙火店2社によるそれぞれの音楽と花火のコラボレーション ミュージックスターマイン。近年では終了後に小規模な火災が起きてしまい、消火による中断もあるぐらい凄まじい内容です。
他にも十号玉10発一斉打ちやSpecial Thanks特大ワイドスターマインなど様々なプログラムがあります。終了は20:00頃となります。
寒さは厳しいものの、澄み切った空気でより花火が美しく咲き乱れる長野えびす講煙火大会。一度行ってみると病みつきになる素晴らしい内容です。
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- 長野えびす講煙火大会, 紅屋青木煙火店, 信州煙火工業